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[開催レポート] 12/15 Lesson learned from startups at the global stage〜経験から学ぶ海外展開の裏側〜

2023年12月18日

川崎市殿町にあるライフサイエンス系インキュベーター「iCONM in collaboration with BioLabs」では、12/15(金)にパネル+ネットワーキングイベント「Lesson learned from startups at the global stage 〜経験から学ぶ海外展開の裏側〜」を開催しました。

今回は、米Moderna社によって買収されたオリシロジェノミクス社でCEO/CTOを務めていた、Nasir Kato Bashiruddin様と、米国拠点を開設したシノビ・セラピューティクス株式会社(旧サイアス) 代表取締役社長COO/CFO 五ノ坪 良輔様にご登壇いただきました。

五ノ坪様からは、現在の米国拠点の開設にあたって、米Evade Biotehcnologyとの合併、日本子会社の設立、米国親会社の設立、それに伴うチーム構築や株式交換など、年単位にわたる複雑な動きを苦労とともにお話いただきました。そして、この実現は数十年にわたって構築された豊かな人的ネットワークが支えていることが伺えました。

Bashiruddin様からは、オリシロジェノミクス社に参画してから、どう当初のプラットフォームビジネスから創薬ベンチャーにピボットしたかなどお話いただきました。そして、モデルナ社の買収はあくまでひとつのモデルであり、スタートアップの数だけ成長戦略があるというメッセージを発してくださいました。

実際に様々な苦労とともに海外展開を経験してきたおふたりのお話は、非常にリアルで、聴衆からも具体的な質問が様々飛び交いました。

iCONM in collaboration with BioLabsでは、今後もスタートアップがお互いに知識を共有し合える様々なイベントを行って参ります。

iCONM in collaboration with BioLabsについて

羽田空港の対岸に位置する川崎市殿町キングスカイフロントにある「ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)」内にある、ライフサイエンス分野のスタートアップを支援するインキュベーション施設です。日本の高い研究技術力に 対して、iCONMの研究支援環境と米国ボストンにあるバイオ領域のグローバルインキュベーター BioLabsの社会実装支援経験の強みをかけ合わせ、スタートアップを支援します。iCONM in collaboration with BioLabsでは、 370種類を超える、微細加工・化学合成・バイオ・動物実験系の共用機器を備えています。【施設詳細はこちら

 

お問い合わせ

iCONM in collaboration with BioLabs  ◎入居者募集中◎
iconm-i@kawasaki-net.ne.jp 
担当:金子 亜紀江

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